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醒井の梅花藻

梅花藻(ばいかも)という水中花をご存じでしょうか。

キンポウゲ科の多年草で、14℃前後の清流でしか育たないという珍しい植物です。
初夏~晩夏にかけて、梅の花のような小さくて白い花を咲かせます。

実は、米原市の醒井は、有名な梅花藻の観光地となっています。
先日醒井のお客様のおうちへ伺った際、観光地周辺を案内してくださいました。

台風の影響による大雨などで、花がいったん流れていってしまったそうですが、
よく見るとまた白い小さな花が咲いてきているのがわかります。
お盆のころになると、近くのサルスベリも花を咲かせはじめるそうで、
散ったサルスベリの赤い花と、梅花藻の白い花とのコントラストがとても美しいそうです😊

この梅花藻が生息している場所は地蔵川といって、
平成の名水100選に選ばれた居醒の清水(いさめのしみず)などの湧水が水源となっている美しい川です。
湧水の温度は年中を通して13℃~14℃と、手をずっと浸けていられないほどの冷たさになっています。
この川では梅花藻のほかに、同じく清流でしか生息できない貴重な淡水魚「ハリヨ」も暮らしています。

公民館の中はライトアップされており、幻想的な空間に引き込まれました。
美しい水の流れや、歴史情緒あふれる町並みを眺めながら歩いていただけで、心がスッキリ洗われたような気がします😊

なにかと忙しくバタバタしてしまう毎日ですが、こういった時間もすごく大切だなあと思いました。
皆さんもぜひ訪れてみてくださいね ♪♬

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2022年8月21日