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ニワリー×staycation

庭が与えてくれた気づき

今日は、日帰りで遠方まで出張へ。
一泊して、帰宅を明日に延ばしてもよかったのだが、自宅が恋しくなり、帰ってきてしまった。

深夜の闇の中、浮かび上がる玄関アプローチを見ると、
「やっぱり帰ってきて正解だった」
と思う。
黄色みがかったライトアップが、私の足元だけではなく、疲れた心の中も照らしてくれる。

昼間に太陽の光の下で見る真っ白な門柱も、どことなく、南国の別荘を連想するような佇まいでお気に入りなのだが、わずかに電球色に染まった白壁と、そこに映し出される植栽の陰影は、白昼には得られない心のやすらぎを与えてくれる。

まだ植えてまもない下草たちも、これから年々株が成長して、どんな表情を見せてくれるのだろうと、わが子たちの成長と重ね合わせて想像するのも、また楽しいひとときである。

翌朝、子どもたちの笑い声で目が覚める。
昨日の出張の疲れのせいか、ずいぶん寝坊してしまったようだ。

玄関に出てみると、アプローチの石板の上で、子どもたちが「けんけんぱ」をして遊んでいる。
ランダムな石板は、どことなく、どこかの群島の地図のようにも見えて、たまに眺めては、
「これからの我が家の地図は、どんなふうなのだろう」
なんて、柄にもないことを考えてみたりしていたが、子どもたちは、そんなことはおかまいなしにぴょこぴょこ跳ね回っている。
子どもは、思いもがけない使い方を思いつくものだ。

そんなことを考えていたあの日から1年。
相変わらず、出張続きで慌ただしい毎日で気が付かなかったが、いつの間にか、シンボルに植えた木も下草もすっかり伸びて、1年前とは全く違う姿になっていた。

子どもたちも、いつの間にか、ちょっぴり大人びていて、習い事など、自分で選んだやりたいことに忙しく、「けんけんぱ」なんて遊びはしなくなってしまったようだ。

どんな風になるのだろうと想像していた時は楽しかったのに、もったいないことをしてしまった。
今日からは、家での時間も、もう少し大切にしよう。
庭の木が、私に大切なことをまたひとつ、教えてくれた。

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staycation
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