先日ご紹介した新築外構のおうちです。
⇒ 事例紹介ページ「黒をベースに木調がアクセント ナチュラルモダン外構」はこちら。
こちらの工事中の様子をご紹介します。
着工前の写真です。
時々、このような状態のままのおうちを見かけることもあります。
確かに外構工事をしなくても、住むことはできますし、工事にもそれなりの費用がかかるので、しなくてもいいじゃないかと思われるかもしれませんね。
でも、工事をせずにそのままにしておくと、見映えの問題だけではなく、
① 空き巣などの犯罪被害
② 害虫の発生
③ ①・②を踏まえた上で生じる近隣トラブル
といったトラブルに遭う可能性が高くなります。
やはり、外構工事はきちんとしておきたいですね。
土間コンクリートを打つ前には、掘削して、下地に沈み込みや水の染み上がりを防ぐために砕石と呼ばれる石ころ・砂利石を敷き詰めます。
その後、転圧と言って、圧力をかけて締め固める作業を行います。
この工程を怠ると、あとから沈下してしまいます。
その上に、上の写真のようなワイヤーメッシュ(鉄製の丸棒を網状に組み込んだもの)を敷き詰めます。
メッシュの下には、スペーサーブロックを入れます。
ブロックを入れないと、下地に鉄筋が接触しているため、コンクリート下部は鉄筋が露出していることになってしまいます。
また、鉄筋上部は必要以上のコンクリートの厚みが乗っているため、せっかくの鉄筋の力が伝わりません。
一通り工事が終わり、あとは植栽を残すのみとなった時の写真です。
この後、機能門柱裏に、シンボルツリーを植えました。
植物のお世話は大変なので・・・と植栽しないおうちもありますが、やはり、少し緑があるだけで、おうちの表情はぐんと豊かになります。
niwaryでは、安心して暮らしていただけるよう、しっかりと定めた施工基準に則り、工事しています。