建物のシックな外観に合わせ、色数を抑えながら素材の質感を活かした新築外構を計画しました。
駐車スペース・アプローチ・お庭それぞれの役割を丁寧に整理することで、見た目の美しさだけでなく、日々の暮らしの中で使いやすい動線づくりを意識しています。
ブラックを基調とした建物の印象を引き立てながら、無機質になりすぎないよう木調素材や植栽を取り入れ、落ち着きとやわらかさが共存する外まわりに。
住まい全体がすっきりと整って見えるよう、直線的なデザインで統一感を持たせています。
存在感と快適性を両立したカーポート
駐車スペースには、折板屋根のカーポートを採用しました。
しっかりとした構造による安心感に加え、木調の軒天パネルを組み合わせることで、重厚さの中にも温かみを感じられるデザインに仕上げています。
屋根のラインを建物の水平ラインと揃えることで、外構だけが主張するのではなく、住まい全体としてまとまりのある印象に。
雨の日の乗り降りや荷物の出し入れもしやすく、日常の小さなストレスを軽減してくれる実用性も備えています。
機能性とデザイン性のバランスを大切にしながら、駐車スペースそのものが外観の一部として美しく見えるよう計画しました。
余白を活かしたアプローチデザイン
玄関へと続くアプローチは、土間コンクリートを打設し、直線的でシンプルな動線を計画しました。
装飾を増やしすぎず、すっきりとした面構成にすることで、建物の外観を引き立てながら洗練された印象をつくっています。
砂利との切り替えによって歩く位置が自然と分かり、視覚的にも軽やかなリズムが生まれるデザインに。
フラットで歩きやすく、日々の出入りや荷物の持ち運びもしやすい実用性も備えています。
門まわりには植栽と照明を添え、シンプルな中にもやわらかな表情をプラス。
毎日通る場所だからこそ、使いやすさと心地よさを両立させたアプローチ空間となりました。
プライベート性を高めた庭空間
建物の裏手には人工芝のお庭を設け、メンテナンスの手間を抑えながら気軽に使える空間をつくりました。
タイルデッキからフラットにつながることで、室内から外への動線が自然に生まれ、暮らしの中に庭時間を取り込みやすくなっています。
周囲には木調フェンスを設置し、外からの視線をやわらかく遮りながらプライバシーを確保。
閉塞感を与えない高さと素材感にすることで、安心感と開放感のバランスを整えました。
お子さまの遊び場としてはもちろん、くつろぎやちょっとした外時間を楽しめる、住まいに寄り添う庭空間となっています。
直線を基調にシンプルにまとめながら、素材の選び方や空間の余白によって心地よさを生み出した今回の新築外構。
建物との調和を大切にしながら、駐車・動線・くつろぎのそれぞれが無理なくつながるよう計画しました。
日々の使いやすさと、帰ってきたときに感じる整った美しさ。その両方を大切にした外まわりが、これからの暮らしに自然に寄り添っていきます。